上蒜山、中蒜山、下蒜山の3つの山を縦走してきたので、その報告。
縦走って、縦に走るってくらいで、スタートとゴールが違うんだよね、豆知識ね。
ではさっそく。
蒜山ってどんな山?
上蒜山(1,202 m)・中蒜山(1,123 m)・下蒜山(1,100 m)の各主峰で構成されるが、通常は上蒜山・中蒜山・下蒜山を総称して「蒜山」または「蒜山三座」と言うんだそうな。
1人で行く縦走プラン
今回、1人でかつ車で蒜山に来たので、縦走するにはどうするか考える必要があった。
まあ、考えたところで、そんなに選択肢があるわけではないのだけどね、あは。
結局、上蒜山スキー駐車場に車を停め、バスと徒歩で下蒜山登山口に向かうことにした。
下蒜山~中蒜山~上蒜山と縦走し、上蒜山スキー駐車場に戻ってくるというプランだ、悪くない。
コースはこんな感じ。
蒜山縦走出発
下蒜山登山口までの長い道のり
上蒜山スキー駐車場に車を停め、バス停まで15分くらい歩く。
グーグルマップのお世話になったけど、バス停はひるぜん大将というレストランの目の前。バス停の名前は湯船口。
6時27分の真庭市役所行きに乗り込む。
遅れると2時間以上待たないといけない。
絶対に遅れてはいけないやつだ。
平日ということもあり、バスは地域の学生さんがたくさん乗ってきた。
遊んでいる僕は、なんとなく肩身の狭い気持ちになったwww
20分くらい走り、道目木というバス停で降りる。
もちろん降りるのは僕だけだった。
ここから、登山口まで一般道をひたすら歩かなければならない。
時間にして約50分、長いぜぃ。
こんな道を歩いていく。
遠くには、雲を携えた蒜山三座が見えるが、なんか雰囲気を持った山だこと。
ようやく下蒜山登山口に。
長かったわな。
上蒜山スキー駐車場を出発してから、この時点で2時間弱経過、ワオ。
ソロ縦走の宿命と言えばその通り、受け入れるしかないのだ!!!
いよいよ下蒜山頂上目指してスタート
下蒜山登山口スタートは木道が敷いてあるよ。
下蒜山頂上への登山道はけっこう急登。
ハイキング気分で行くと、後悔することになるから、しっかり登山靴を履くことをお勧めするよ。
分かりにくいけど、けっこう急な階段を上っていく。
鎖も設置してあるくらいだからね。
前日の雨で地面がぬかるんでいたせいなのか、いつもなのか分からないが、滑るので注意が必要。
けっこうスリップしたのよ、わたくし。
ロープもあるよ。
いやいやスタートしてすぐって体がまだ登山慣れしてないから、体しんどいんわ。
5合目到着。
まじで、ほぼ急登だったような気がする。
終わってから思うのは、ここまでが一番しんどかったってこと。
これから行こうとしている人は、5合目まで踏ん張って。
ここから開けてくる、楽しくなる尾根歩き。
稜線歩きは大好きなのさ!
さて、たのしい尾根歩きだ。
あと1km。
頂上まで続く登山道が見えるのがいいんだよね。
振り返ると。
自分の通ってきた道が見えるのもいいとこ。
遠くに海が見える。
手前にある並んでいる木がかわいいのだ。
下蒜山登頂!!!
完全にガスっており、まったく展望は望めない、残念。
でも、5合目からの尾根歩きは、とっても気持ちがいい。
さて、急登の疲れも取れたから、さっさと中蒜山を目指すぜぃ。
すぐに中蒜山頂上を目指してスタート
遠く先に見えるのが中蒜山。
せっかく登ってきたが、300m下って、300m上るのよ。
これぞ山の醍醐味なんては思わないよな~、僕は。
ほんと、200mくらいにまけてくれないって気分。
まあ、こんなへなちょこ登山人はほっといて、行きましょ。
この木がとても印象的なだったんだよね。仁王像のように、僕を迎えてくれた気分だった。
間違っても、中蒜山登山口のほうに下りないように、ある訳ないか。
もうすぐ頂上だ。
中蒜山登頂!!!
中蒜山の頂上はけっこう広くてベンチまである。
写真撮るのわすれたけど、ここでごはんを食べている人が多いね。
間違っても上蒜山で食べようなんて思わないように、上蒜山の頂上は超狭いし展望ないし。なので通り過ぎるくらいがちょうどいい~~、そうサラリと通り過ぎてしまえ。
蒜山の街が見えて、曇っているけど気持ちいい。
上蒜山にスタート
中蒜山の頂上から少し戻ったところに、上蒜山への分岐点があるぞい。
振り返ると、もはや懐かしい中蒜山頂上。
また、遠くに日本海も見えるんだけど、分かるかな?
手前の山は船上山かな?わからん。
上蒜山頂上に着いた。
まったく眺望がないので、こんな写真をパシャリ。
>
下山します
少し下ってきた。
蒜山の街並みが近くなった。
雲が厚い、雨が降るなよ~。
6合目
杉が見えてきたらゴールも近い。
階段が見えたら。
もう、本当にゴールが近いぞ、頑張れ俺。
上蒜山登山口到着!
お疲れちゃんでした~。
蒜山縦走する前に
●意外と急登多いし、道も険しい。登山靴を履いたほうが安全だ。
●縦走するなら、下蒜山のほうから登ったほうがいい。疲れた体で下蒜山を下るのは、個人的にキツイ。
●バスは時間厳守。6時27分に間に合うように。
●ゆっくり過ごす時間は中蒜山頂上がおすすめ。上蒜山頂上は狭い、展望なし。
●蛇が多いので、びっくりしないように。9回遭遇。
今となっては、西日本の山を登ることってあまりできない。
地元からすぐなのに、蒜山に来たのはお初だった。
自分がこれから歩くだろう、また歩いてきた稜線を見ながらの山歩きって気持ちがいい。
今回は1人で登ったが、今度は家族で来たいもんだ。
下蒜山の5合目までがちょいと大変だけど、そこまでいったらこっちのもん。
燕岳、瑞牆山などなどを踏破したムスコッチにとっては楽勝だろう。
蒜山はファミリー登山でも人気らしいが、それも分かる気がする。
危険な個所もなく、ちょいと頑張れば、とても素敵な景色が見えるのだから。
縦走でなければ、コースもたくさんあるから、チェックしてみたらいいと思う。
最後に、今回泊まったホテルを紹介。
休暇村蒜山高原に泊まった。
ジンギスカン食べ放題の夕食、赤玉子とごはんで作るたまかけごはんな朝食はとてもおいしかった。
部屋のまどからは蒜山、牧場が目に移り開放感があった。
温泉はラドン温泉、なかなか他では入ることができないのではないか。
また、西日本の山に挑戦したいものだな~。